日々を生き抜いていく中で、誰しもストレスを感じる場面というのは多いのではないでしょうか。
それが仕事中であったり、はたまた私生活においてであったり。
そのようなストレスをすぐに落ち着かせる方法というのは色々とありますが、今回は「心身を落ち着かせる呼吸法」についてお話していきます。
すぐに心身を落ち着かせる呼吸法
みなさんが日々を生きる中で受けるストレスを軽減させる方法はいくつもあります。
例えば「運動をする」、「自然と触れ合う」など。
その中に「呼吸法によるストレスの軽減」というものがあります。
では、私が実践しているストレスを軽減できる「呼吸法」というものをお伝えしていきましょう。
ストレスを軽減する呼吸の仕方(3ステップ)
僕が常に実践している呼吸法は下記の3ステップで終わる。
①4秒かけて息を吸う。
②8秒かけて息をゆっくりと力強く吐く。
③これを効果が出るまで続ける。
僕がしているのはこの3ステップ、たったこれだけです。
ではなぜこの程度でストレスが軽減されるのか解説していきます。
なぜ呼吸法でストレスが軽減されるのか
私の愛読している本、ジュリー・スミス著の「メンタルマネジメント大全」から抜粋します。
過度の不安が起きると、呼吸が速くなる。闘争・逃走反応に燃料を与えるために体が酸素を余計に取り込もうとするからだ。
このときに呼吸を遅くしたら、体は落ち着き、呼吸はいっそうゆっくりになる。さらに、吸う息より吐く息をより長く強くできたら、鼓動は落ち着き、不安な気持ちも落ち着く。
つまり、ストレスというのは闘争や逃走のために存在しており、それらにおいて高いパフォーマンスを発揮する為に存在しています。
そのことからストレスは消すものではなく、うまく付き合わなければならないものなのです。
ですが、そのストレスで逆にパフォーマンスを発揮できなくなってしまうときがあります。
緊張のし過ぎで頭の中が真っ白になってしまうとか失敗の焦りからまた失敗を繰り返してしまうなどです。
その時に上記3ステップの呼吸法をしてあげると、体が落ち着いて冷静に対処できるようになるのです。
呼吸法を長く実践すると効果が出やすくなる
実はすぐに心身を落ち着かせるとは書きましたが、初めてやる方は体が反応するまで多少時間がかかってしまいます。
そこでこの呼吸法を毎日10分から20分ほど実践してみてください。
また毎日実践する上で気をつけてほしいことは、不安を感じないときに実践するということです。
そうすればストレスに押しつぶされそうになったときに素早く落ち着かせられるようになっていきます。
まとめ
①4秒かけて息を吸う。
②8秒かけて息をゆっくりと力強く吐く。
③これを効果が出るまで続ける。
ストレスを感じてしまっている場合は上記の呼吸法を試してみるといいでしょう。
できれば毎日10分から20分程度、不安を感じないときに実践するというのもやってみてください。
これでみなさんがストレスと上手に付き合えることを願っています。
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